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TUNABLE LIGHT SOURCE LED波長可変光源(チューナブルライトソース)

1チップ上に異なるLEDを配置した小型光源です。
搭載するLEDはお客様のニーズに合わせて変更可能な為、用途に応じたオリジナルの光源を作る事ができます。

ハイパースペクトルカメラや蛍光顕微鏡や品質検査工程のカメラ用光源など、様々な波長の光を切替ながら使う場面でご利用頂けます。


メリット
多灯式の光源を1チップに集約(小型化・省スペース化)
LEDごとに出力の調整が可能
光学系の共有部の増加が可能

▲LED波長可変光源(光源ユニット部) ※発光部分はイメージです。

搭載LEDの組み合わせは多種多様

3種類のLEDはお客様のニーズに合わせて変更可能です。例えば3種類全てを紫外域のLEDにする事で、紫外領域に特化した光源をつくる事も可能です。

対応波長:深紫外線(UV-C)~近赤外線(NIR)


アレンジ事例
パターン① 紫外特化バージョン(265nm, 285nm, 300nm)【用途例】劣化試験用光源
パターン② 可視特化バージョン(4000K, 5000K, 6000K)【用途例】照明・観察用光源
パターン③ マルチバンドバージョン(UV+VIS+NIR組み合わせ)【用途例】検査機用光源

UV+VIS+NIR光源構成時 各種光源効果

光源ユニットの上部に拡散板を設置したデモユニットです。


デモ光源(マルチバンドバージョン)詳細
UV(365nm)
VIS(可視光ブロード, 5500K)
NIR(945nm)

UV光での励起発光をわかりやすくする為、蓄光パウダーをジェルネイルに練り込み、つけ爪に塗布しています。
NIR光源は目視では見えない為、照射された手を赤外線カメラで撮影しました。指の血管が透けて見えているのがわかるでしょうか。


  • LED波長可変光源 デモユニット全体像画像

    ▲デモユニット全体像

  • LED波長可変光源 光源ユニット部(拡大)画像

    ▲光源ユニット部(拡大)

     
  • LED波長可変光源 UV(励起発光観察)画像

    ▲UV(励起発光観察)

  • LED波長可変光源 VIS(通常観察)画像

    ▲VIS(通常観察)

  • LED波長可変光源 NIR(透過、特定成分観察)画像

    ▲NIR(透過、特定成分観察)

  • LED波長可変光源 NIR光源選択時の赤外線カメラ画像

    ▲NIR光源選択時の赤外線カメラ画像

LED波長可変光源 マルチバンドバージョン光源 波長モデル

▲マルチバンドバージョン光源 波長モデル UV(365nm)+ VIS(可視光ブロード, 5500K)+NIR(945nm)

光源セット寸法

  • ▲(左)コントローラ部 (右)光源ユニット部

基本仕様(※)
使用電圧:AC100V~240V
セット内容:光源ユニット、コントローラー、光源~コントローラー接続ケーブル、電源ケーブル
外部コントロール:PCと連動(準備中)
LED波長:深紫外線(UV-C)~近赤外線(NIR)

※仕様はお客様のご要望に応じて変更可能です。
※上記内容は予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

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