入射光を均一に拡散し、ランバート光源に近い特性を持つ拡散ガラスです。
擦りガラスよりも高い拡散性を有します。乳白色の色合いはオパールコートによるものではなく、ガラス自身によるものです。特徴として、厚みを変更する事で分光透過率を調整する事ができます。
薄くした場合、強度を持たせる為にテンパックス材と貼り合わせる事も可能です。また、紫外線を透過するオパールガラス拡散板も現在開発中です。
マシンビジョンLED照明、観察系光学用途
波長校正用フィルター(ホルミウムフィルター)<IRE005>様々な波長に吸収端を持つフィルターです。
液体クロマトグラフ(HPLC)のような液体分析機の波長校正に使用されています。
従来、校正用として水銀が使われていました。水銀が有害であることから、液体ホルミウムが代替品として用いられるようになりましたが、現在では更に取り扱いやすいガラス製ホルミウムフィルターが使用されています。
液体クロマトグラフ(HPLC) 血液測定 尿測定 波長校正
色温度変換フィルター<ILA, ILBシリーズ>ILAは色温度を下降させるフィルターです。光源の色温度変換や撮影光の色温度調整に使用されます。
ILBは色温度を上昇させるフィルターです。B-R変換能力がー90で、光源の色温度変換や撮影光の色温度調整に使用されます。
ILAとILBは厚みを調整することができますので、お客様のご希望にあった色温度変換能力を持つフィルターを作製することができます。ご希望の仕様がございましたら、お気軽にご相談ください。
検査装置、映像機器
ニュートラルデンシティフィルター<INDリーズ>可視域全体にわたって分光透過率が平坦になるように設計されています。可視カット、IR透過フィルターとして用いられます。
"可視域の光量を均一に下げることができるため、カメラの光量調整用フィルターとしてご利用いただいたいます。太陽など強烈な光をカメラで撮影する際の光量調節(減少)に最適です。
日食など天体写真の撮影では、このフィルターを使うことで絞りを開いたり、シャッタースピードを下げることが可能になります。
また、用途にあわせてご希望の濃度を持たせることも可能です。