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五鈴精工硝子 120年の歩み

創業当初の硝子製造の様子

1905年の創業以来、五鈴精工硝子はものづくりの本質を見つめ続けてきました。ガラスボタンから始まり、光学ガラスフィルター、レンズアレイ、そして最先端の光学部品へ──。

 

■素材屋としての原点

 

1905年、五鈴精工硝子は大阪で創業しました。自転車の反射板や模造真珠といった製品に使われるガラス素材の製造からスタートし、戦時中には軍服用のガラスボタンを自社製金型で製造するなど、時代のニーズに応じた柔軟なものづくりを展開してきました。

ガラスボタン

ガラスボタン

■光学ガラスメーカーとして地位を確立

 

1961年には熱線吸収ガラスの製造を開始。1969年には、当時光学業界では珍しかった金型による非球面レンズの製造に成功し、大手光学機器メーカーに採用されました。

非球面レンズ

非球面レンズ

■一体型レンズアレイの誕生

 

1993年頃、液晶プロジェクター用の一体型レンズアレイを開発。精密な金型による低コストかつ安定供給を実現し、プロジェクター普及を支えました。

 

■カスタムメイドと特殊機能ガラス

 

現在の五鈴精工硝子は、「ガラス成型レンズ」「光学ガラスフィルター」で、レーザー・医療・光源・半導体分野などお客様の要望に応じたカスタムメイド製品を展開しています。素材開発から溶融、成型まで一貫対応できる強みを活かし歩み続けてまいります。

光学ガラス

五鈴精工硝子の光学ガラス