ニュートラルデンシティフィルター(INDシリーズ)オプティカルカラードガラス
可視域全体にわたって分光透過率が平坦になるように設計されています。可視カット、IR透過フィルターとして用いられます。
可視域の光量を均一に下げることができるため、カメラの光量調整用フィルターとしてご利用いただいたいます。太陽など強烈な光をカメラで撮影する際の光量調節(減少)に最適です。日食など天体写真の撮影では、このフィルターを使うことで絞りを開いたり、シャッタースピードを下げることが可能になります。
また、用途にあわせてご希望の濃度を持たせることも可能です。
使用用途
カメラ、マシンビジョン、分析機器
IND1(OD2), IND0.1(OD3)
ラインナップ品よりも高濃度の、IND1(OD2, T=1%)とIND0.1(OD3, T=0.1%)を開発致しました。他社製品の吸収型フィルターと比べて、可視域全体の透過率がよりフラットに設計されています。さらに高濃度のIND0.01(OD4, T=0.01%)も現在開発中です。
※クリックすると拡大版のグラフが別タブに表示されます。数値データをご希望の方は別途お問い合わせください。



データ一覧
透過率 | 温度特性 | |
IND10 | ||
IND30 | ||
IND40 | ||
IND60 |
注)上記、ダウンロードファイルはフィルター厚みを変更した際に光学特性のシミュレーションが可能なエクセルデータです。 (Excel2000以降対応)
マクロが含まれておりますので、ご使用の際にデスクトップへ保存してからご利用をお願い致します。
尚、ファイルにつきましては不定期にて更新しております。あらかじめご了承下さい。
- 1)使用目的に合わせて、オリジナル強化処理を行うことも可能です。(耐熱強度・耐衝撃強度の向上に)
注)強化処理を施した場合、分光特性が一部初期値より変動致します。
詳細につきましては、お問合せ下さい。 -
2)本ホームページに記載しているフィルターの透過率は代表的な値であり、個々の溶融ごとのデータは多少異なることがあります。
板厚換算による透過率値はあくまで参考値としてお考え下さい。 - 3)本製品の透過率データは、室温(温度:25℃/湿度:50%)での測定値であり、使用環境によっては異なる場合がございます。
- 4)ご採用検討の際、用途・使用環境については弊社営業担当者までご相談下さい。