4月13日に
大阪・関西万博が開催となりました。
万博テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、このテーマを実現し、SDGs達成に貢献するために参加者が主体となって理想の未来社会を創り上げていくことを目指す取り組みとして「
TEAM EXPO2025」というプログラムがございます。
このプログラムは参加型になっており、参加者が主体となって共創しながら未来社会をデザインできる活動をTEAM EXPOのサイト上で宣言するものです。
当社が創業120年を迎え、未来に向けた新たな歩みを始める年に未来社会をテーマにした万博が開催されることに縁を感じ、プログラムに参加いたしました。
長きにわたり培った光学レンズ・ガラス製造の技術と知見に加え、有害物質不使用での製造を続ける当社だからできる「ガラスの可能性」を広げる2つの取り組みを掲げております。
植物の育成に必要に必須とされる元素が当社の製造するリン酸系ガラスの材料と重なっているものが多いこと、
リン酸系ガラスが水に弱い特性をもつことから着想を得ました。有害物質不使用の製品のため、
土壌汚染などの心配もなく、当社だからできる取り組みです。
当社が製造する紫外線透過ガラスの成型性が高く、大量生産可能な技術を活用することで安心安全な殺菌技術を高めていく
取り組みです。UV-Cの短波長の紫外域を透過する成型可能なガラスを使ったレンズを用いることで、消費電力を抑えるLEDで運用しながらも水銀灯に劣らないパワーを実現できます。こちらも有害物質不使用の当社だから、使用用途を選ぶことなく、食品やペット、水などの多様な分野で利用いただけます。
今回のチャレンジ参加を機にガラスやレンズの未来について考え、有害物質を使用しない当社だから広げることができる光の可能性を信じ、新たなチャレンジとともに未来社会に貢献できる企業でありたいと思います。