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新しいガラス素材の研究開発や試作検討の初期段階では、少量の原料でガラス組成や特性を評価することが欠かせません。当社では、100g~100kgまでの少量ガラス溶融試験を受託し、企業をはじめ研究機関・大学のお客様に対して柔軟な対応で開発をサポートしています。従来、ガラス溶融には大規模な炉での実施が必要で、試験的な検証を行うには費用・時間・原料の入手など大きな負担が伴いました。当社では、試験溶融専用の小型炉を有し、100g単位からの小規模スケールでの試験溶融を実現。少量原料による迅速な試作・評価が可能であり、新素材開発や組成検討の初期段階に最適な環境を提供いたします。
研究・試作に適したスケールでの溶融が可能です。少量試験から量産化へのスケールアップまで対応可能です。
試験溶融炉を備え、幅広いガラス組成・溶融条件に対応いたします。
長年にわたり光学ガラスと向き合ってきた経験を活かし、最適な条件設定・試験設計をサポートします。
ガラス化の可否検討や組成改良など、専門知識をもとに伴走支援を行います。
ガラス溶融において「ちょっと試しに溶かしてみたい」「自社では溶かせなくて困っている」などお困りごとございましたら、お問合せフォームより、お気軽にご連絡ください。
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ガラス組成・目的・ご要望などをお伺いし、最適な試験内容を検討します。
「どんな条件で試せるか分からない」といった段階からでもご相談いただけます。
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当社技術部門にて、ガラス化の可否・試験条件(温度・坩堝・時間など)を検討します。
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お見積内容にご承諾いただいた後、スケジュールを確定し実施します。
※ご希望により立ち合いも可能です。
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試験条件に基づき溶融を行い、必要に応じて測定・分析などを実施します。
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Q. 原料の支給は必要ですか?
A. 当社にて調達いたします。支給品等がある場合は、別途ご相談ください。
Q. 溶融後の測定・分析も依頼できますか?
A. 可能です。当社では光学ガラスフィルター製造で培った測定・保証技術を活かし、屈折率・透過率などの分析を行っています。詳しくは「各種測定機器」ページをご参照ください。
Q. 受託溶融の実績を知りたいのですが?
A. 「溶融受託実績」ページにて一部事例をご紹介しております。
Q. 溶融後の後加工(研磨・切断など)は可能ですか?
A. はい可能です。切断・研磨・成形などの後加工まで一貫対応いたします。
Q. 試験溶融から量産検討までお願いできますか?
A. 可能です。試験段階のデータを基に、量産条件の最適化やスケールアップ検討にも対応いたします。
ガラス試験溶融・受託に関するご相談は、
お問い合わせフォームにてお気軽にご連絡ください。
これまでの豊富な実績と経験をもとにサポートいたします。