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こちらのページでは、ランバート光源に近い特性を持つ拡散ガラス“オパール拡散板(IOP)”の拡散原理についてご紹介致します。
オパール拡散板の最大の特長は、入射光を均一に拡散し、ランバート光源に近い特性を持つ拡散ガラスという点にあります。一般的なスリガラスよりも高い拡散性を有し、厚みを変化することで分光透過率を調整することが可能です。
では、なぜオパール拡散板(IOP)は、光を均一に拡散することが可能なのでしょうか?
それは、オパール拡散板(IOP)の構造にあります。オパール拡散板(IOP)は“分相”と呼ばれる「1つの均一なガラスが、組成の異なる2つの領域に分かれながらも、それぞれの組織が『からみあう』構造」をしています。この構造を利用し拡散効果を得ています。
ガラスは、原料を高温で溶かして均一な状態にした後、ゆっくりと冷やして作られます。一般的なガラスは、冷えて固まっても内部はほぼ均一なままですが、オパール拡散板(IOP)は冷却の途中で、性質の異なる二つの物質が、それぞれ自然に分かれ境界が形成されます。
▲オパール拡散板 境界形成のイメージ
境界は、分子レベルで発生しています。光が当たるとこの無数の境界で反射や屈折が起こり、光はさまざまな方向へ少しずつ向きを変えながら進むことで、入射した光は一方向ではなく様々な方向へ角度を変え広がり、「ランバート配光に近い拡散光」になります。
▲入射した光の拡散原理イメージ
つまり、オパール拡散板(IOP)が光を拡散できる理由は、「ガラス内部に形成される非常に微細な境界が光を曲げるため」です。この構造がガラス全体に均一に分布していることで、オパール拡散板(IOP)は、ムラの少ない安定した光拡散特性を実現しています。
この特性を利用し、マシンビジョンやLED照明、観察系の光学に使用されています。

▶オパール拡散板<IOP010(可視~近赤外領域)>の製品紹介ページはこちら
製品紹介、製品特長、用途事例、スペックシートを分光透過率を掲載しております。

▶紫外域から拡散効果を発揮するオパール拡散板<IOP200>の開発技術情報ページはこちら
製品紹介と分光透過率を掲載しております。
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